皆様、こんにちは😊
5月5日は、こどもの日ですね🎏
こどもの日といえば、鯉のぼりが思い浮かびますが、皆さんは鯉のぼりの意味や由来をご存知ですか?
今回は、鯉のぼりの歴史について調べてみました📖
鯉のぼりは、日本の風習で、江戸時代に武家で始まった端午の節句に男児の健やかな成長を願って家庭の庭先に飾る鯉の形に模して作ったのぼりです。
鯉は中国の伝説に登場する勇敢で力強い魚で、滝を登って龍になったという話があります。
この話から、鯉は出世や成功を象徴するものとされました。
鯉のぼりは江戸時代の中期頃に誕生したと言われています。
その起源は、武家の「旗指物(はたさしもの/家紋を染め抜いた旗)」にあるといわれています。
当時、武家では端午の節句に旗指物を立てて家紋を見せることで威信を示していました。
その中に鯉や龍などの動物を描いたものがあり、それが風になびく様子が美しかったことから、庶民にも広まっていきました。
鯉のぼりは、もともと黒だけだったそうですが、次第に色や大きさが変化していったようです。
現在では、一番大きな黒い鯉は父親、その次の赤い鯉が母親、青などの鯉が長男を表しています。
新たに男の子が誕生した場合には、その下にさらに子供たちを表す色付きの鯉が並びます。
また、鯉のぼりには、吹き流しや矢車なども飾られています。
吹き流しは、『青・赤・黄・白・黒』の五色が使われており、子供を病気から守り、健康に育つようにという「魔除け」の意味を表しています。
またこの五色には、季節も表しており、青=春、赤=夏、白=秋、黒=冬、黄=土用を意味しています。
矢車の矢には、邪悪なものを打ち破り、幸福を射止めるという意味が込められています。
矢車の音も、神様を呼び、子供がここにいることを知らせることや、このカラカラという音で、悪いものを驚かせて追い払うという意味もあるようです。
最近では、ベランダ用や室内用など様々なタイプの鯉のぼりが販売されているようです🎏
また、全国各地で観光用に大量の鯉のぼりが川や空などに泳ぐように飾られています。
日本の風物詩となっている鯉のぼりですが、その意味や由来を知ることで、より一層楽しむことができますね!
矢車の音や鯉のぼりの順番など意識しながら眺めると、これまでと違った見え方が出来そうですね🎵
今年のこどもの日には、ぜひ鯉のぼりを見上げてみてください✨