皆様、こんにちは😊
三連休からずっと暑い日が続いておりますが、体調はいかがでしょうか❓
あまりにも蒸し暑く、こんな夏は初めてと思うほど心身ともに驚いております。
ここまで暑いと食欲も落ちてきますが、水分・塩分をしっかり摂って乗り越えていきましょう✊
さて、夏といえば蝉ですね🌳
最近少しずつ蝉の鳴き声が聞こえ始めました!
蝉の鳴き声を聞くと、さらに暑さが増すような気もしますが(笑)、日本の夏の象徴とも言えますね✨
俳人・松尾芭蕉が詠んだ句を今回は紹介したいと思います。
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」
この句は、ひっそりと静まり返った風景を描きながら、その中に蝉の声が響き渡る様子を見事に表現しています。
岩にしみ入る蝉の声は、夏の静けさ、つまり「閑さ」を強調し、私たちの耳に直接響き渡ります。
石や岩は、変わることのない永遠を象徴している一方で、蝉の声は短命ながらも力強く生きる生命力を表しています。
これは人間の存在と自然の中での一瞬一瞬を示す対比であり、それは生と死、一時と永遠、静寂と動きといった対比を象徴しているとも言えます。
この芭蕉の句は、私たちが自然と共存し、その一部であることを思い起こさせます。
そして私たちが個々の生命を全うする中で、自然の中の静けさや動き、そして変化を深く感じ取ることの大切さを教えてくれているように感じます。
そのような深い洞察こそが、松尾芭蕉らしい俳句ですね。
この句から蝉に対する感じ方が変わっていければ嬉しいですね(笑)
今年の夏は、蝉の鳴き声に少し耳を傾けてみたいと思います👐