皆様、こんにちは😊
今回は、消費税の会計処理についてお話したいと思います。
まず消費税とは、商品やサービスの取引に対して広く公平に課せられる税金です。
消費者が負担し、事業者※が納付する仕組みになっています。
事業者が適切な会計処理を行い、申告・納付することで、税金が国に納められます。
※ここでいう事業者とは、納税義務者(税金を納める義務のある人)です。
納付先は、国内取引の場合は所轄税務長へ、外国貨物の取引者の場合は所轄税関長へ申告・納付します。
そこで、消費税の会計処理方法には「税込経理方式」「税抜経理方式」の2種類あります。
どちらを採用しても納税額は変わらないため有利不利はありませんが、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。
以下簡易的ではございますがご参考までに記述いたします。
①税込経理方式
・特徴:取引金額に消費税を含めて経理する方法
・メリット :仕訳がシンプルで処理しやすいため経理の手間を軽減できる等
・デメリット:決算まで正確な経営状況や消費税の納付額が把握しにくい等
②税抜経理方式
・特徴:取引金額と消費税を分けて経理する方法(多くの事業者が採用している)
・メリット :期中でも正確な経営状況の把握や消費税の納付額の予測(正しい税金計算)が可能等
・デメリット:仕訳処理が複雑で経理の手間がかかる等
こうして比較すると、免税事業者やご家庭(家計簿)では「税込経理方式」での処理だとメリットも多くありますが、納税義務のある事業者は「税抜経理方式」の方が好ましいということが分かります。
私自身、弊所に入所するまで消費税について深く知らず、処理方法や種類など本当に複雑で難しいのだと学びました。
また、皆様にも学んだ内容をお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。